2026.06.17

雑記④【実践編】ベランダコンポスト3.0

今現在、自宅のベランダで試しているコンポストについて   まず、右のバケツに2週間分の生ゴミを熟成させます。   バケツはボカシオルガンコという商品で、一日ででた生ゴミを投入し、その上にボカシ(微生物による発酵材)をふりかけて、それを2週間繰り返した後、更に最大2週間放置して生ごみを発酵させるという使い方をしています。   バケツの中の内蓋で生ごみを密封状態にするので、バケツの外ににおいが漏れ出ることはあまりないかと思いますが、蓋を開けると発酵によるにおいがします。   その次に、ホームセンターで買ってきた黒土(左のバッグ)の中に発酵した生ごみを埋めます。一気に2週間分の生ごみを投入するのは土の分解に負荷がかかりそうなので、今は2週間生ごみをいれたあと、1週間後に半分土に埋め、もう半分をさらに1週間後に埋めることにしています。   LFCコンポストという商品のバッグの不織布の袋を利用し、中に黒土と落ち葉を混ぜています。(が、落ち葉は入れない方がよさそうかも...) これは、先日上勝町で教えて頂いた「キエーロ」を私にもできる形に変えています。   自宅でするにはスペースが限られているし、ベランダだしということで、今まで使っていたボカシオルガンコで一次発酵をし、分解がすすみやすい状態にしてから自己流キエーロにいれることで、省スペースでスムーズに生ごみを消えてくれればいいなと思っています。       LFCコンポスト、ボカシオルガンコとコンポスト商品を利用してきたのですが、悩ましかったのが、「できた堆肥どうしよう...?」で、しばらく日暮荘の庭や植木鉢に撒いていたのですが、ちょっと持て余してしまう感じがあって、ここ1年ほどはコンポスト自体をやめていました。   しかし、黒土の中に入れた生ごみが水と二酸化炭素に分解されて、土の量が増えることがないため永久的に使い続けられる(堆肥として使いたければそれもOK)というキエーロに出会い、また再開をする気になりました。 目標は、ベランダコンポストで宿の生ごみを消せるようになること。 いつか達成できますように。   ボカシオルガンコ: https://bokashiorganko2-jp.shop/?srsltid=AfmBOoqDLyUtbibos1f3eJJNERJe0uZQ6ybGdD4ehFwYdEJGz_OCgQVp キエーロ: https://www.kieroofficial.com/ LFCコンポスト: https://lfc-compost.jp/?srsltid=AfmBOorceKngOv6qhG9J70bxH4Sm88-RwE1wKVHcXXwi9UiaevcHSZgd      

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2026.06.13

雑記③京都のごみ処理を学ぶ(さすてな京都)

「じゃあ京都はどうだろう?」   上勝町の取り組みは、100/0のゼロを目指す取り組みだと思う。 それは、町のごみ処理設備の問題から来る、「やむにやまれず」の部分があるのではないか。 そして、基本的には文化、環境、感覚をすでに共有している人たちのコミュニティだから成せる取り組みではないだろうか。 一方で京都にある日暮荘は、私たちスタッフの他は大半が様々な国から来る外国人ゲストであり、「捨てる」についての感覚も様々であろうと思うので、 「継続するために、ゼロを目指さないこと。 ベストを狙わず、ベターを考えること。」 を肝に銘じて取り組むことが大切なように思う。 そこで次に、冒頭の問い 「じゃあ京都はどうだろう?」の問いの答えを知るために、さすてな京都(京都南部クリーンセンター)を見学しに行った。   南部クリーンセンターのごみ処理設備のハイスペックさと、ごみがエネルギー化されていることに注目をした。 (注目①)焼却の際に出る排ガスは複数の工程でろ過し、水と窒素にして排出(無害化)して排出している。   画像引用元:[さすてな京都]     そして、(注目②)処理過程で出る熱や蒸気を無駄なくエネルギー化している。   【生ごみ】微生物の力で発酵 ↓ メタンガスを生成し、ガスエンジンを回して発電 ↓ 施設内で利用し、余ったら電力会社に販売   画像引用元:[さすてな京都]     【その他焼却ごみ】焼却の際に蒸気が発生 ↓ タービンを回し、発電 ↓ 施設内で利用し、余ったら電力会社に販売   画像引用元:[さすてな京都]   また大型ごみとして持ち込まれたものの中から、リサイクルできる鉄・アルミを選別回収しているようだ。   見学の際にご説明頂いた職員の方から、普段のごみ出しの際に   -プラスチックの包装用紙などは、やはり洗って乾かしてリサイクルするのがよいこと   -生ごみなど水分はできるかぎり減らして出すこと   -スーパーで回収しているものは極力スーパーに出した方がよいこと(効率的なリサイクルにつながる)   など教えて頂いた。     京都市では最新の技術を使って、ごみとして集められたものの中から可能な限りリサイクルし、エネルギー化していることがわかりありがたいなと感じたが、一方で焼却してできた灰は、山の中につくられた埋め立て地に埋められており、そこもあと50年で満杯になるということ。   できるだけ灰を運ばせないこと....   そのために   リデュースのために提供できることは? → ウォーターサーバー設置 / 傘の貸出/ → エコバック/ 乾電池から充電式に変更 →量り売り商品に変えていく   「ごみ」の中からごみではないものを救出する? まだ誰かに渡せる食べもの・衣類 → ごみではない 生ごみ → できる限りコンポスト(ごみではない)   . . など、なにができるか頭の中でぐるぐるしながらも、あまりにも無限にある「環境のこと」の中で、自分の一番「引っ掛かり」があることってなんだろう...と自分の気持ちを考えてみることにした。   つづく    

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2026.05.29

雑記②学びに出る(上勝町)

日本でゼロウェイスト宣言を一番最初にした町、徳島県上勝町へ1泊の弾丸視察に行くことにした。 日暮荘の中でできるであろう環境負荷に配慮した取り組みのひとつに、「ごみを減らす」ことがある。 日々日暮荘では、ゲストから出てくる様々なゴミを、リサイクルにまわせるものと焼却処分になるものに分別し、回収してもらうわけだが、そもそもプラスチックってこの先どうなるんだっけ?有効利用されるためにはどの状態で出すのが最適なんだっけ?など、いつもなんとなくでやっていることをちゃんと知りたくて、上勝町ゼロ・ウェイストセンターの施設内宿泊施設「hotel Why」に泊まり、施設内の見学をさせて頂いた。     (施設のあちらこちらでツバメの子育てがされていてとてもかわいかった) 上勝町は、かつてはありとあらゆるものを「野焼き」、つまり燃やしていたらしいのだが、廃棄物処理法で違法となったため、小型焼却炉を2基導入することに。しかしうち1基で焼却時にダイオキシンが排出され使用禁止となったことを機に、燃やさず分別をする道を選んだそう。   現在、ごみの分別は43品目に及ぶ。 上勝町では、京都市にあるようなゴミ回収車が地域をまわることはなく、住民自らがゴミをセンターまで持参し、それぞれの分別場所に入れる。     最小単位まで分別し、売れるものは売り、リユース・リサイクルをした後に残った、わずかの行き場のないごみだけを燃やす取り組み。   センターのスタッフの方が常駐していて、必要であれば住民の方との会話の中で分別の方法をレクチャーしたりして、そこには対人間の配慮や気遣いがあり、かなりソフト面駆動であったことに驚いた。   ボトルもプラスチック容器も水洗いをして汚れを落としてしっかり乾かしてから出すことなど、私自身もいろいろと教えていただいた。     (プラマークの書かれているものは、廃棄は「メーカーの責任」という廃棄物処理法により、処理料金はメーカーにより支払済みのため、処理料金自体はずいぶんと安くなる)   ちなみに生ごみはセンターでは回収しておらず、各家庭でコンポストにするそう。     (ホテルの客室から出る生ごみを処理するキエーロ:黒土の中で微生物によって水と二酸化炭素に分解されて消える仕組み。出来た堆肥をどうしようか悩まなくて済む!ので、帰ってすぐ自宅のコンポストに導入。) 私はてっきり、ベルトコンベアのようなものにゴミをのせれば、左右にわかれた分別エリアにゴミが落ちてハード駆動の分別ができる、といった工場ライン的なシステムが組まれていて、あまり人が関与していないのかと思っていたのだが、   ゼロウェイストも一足飛びにできるわけではなく、日々の人々の努力の積み重ねにより現在のかたちが実現していることと、「これが上勝町のやりかた」であることを知った。   では、京都市に、日暮荘にとって最適なやりかたはどうだろうか?という次の問いが浮かびながらバスを3台乗り継ぎ京都へ帰ってきた。 つづく

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2026.05.26

雑記① 何ができるか考える

自分の思考をまとめるために、あとから自分で見直して再考するために、 雑記帳のように、まとまりのない今考えていることをつらつらと書いてはまっさらな空に暴投していくだけの投稿です。 . . .   日暮荘をはじめて今年で丸11年、年齢だけは自分もしっかりした大人になり、自分以外のために何ができるかを考えるように。 ありがたいことにたまたま日本で生まれ育ち、衣食住に不自由することなく今まで生きてこれたし、多分明日も大丈夫であろうという精神的安定の下に暮らせている。 一方で、そうではない大勢の生物がいて同じ地球に暮らしていることを考えたとき、自分が持っているリソースを最大限生かして何かに取り組んでみたいと思う。 「環境問題」への取り組みを強化したい。 今までは日暮荘の中でできる小さなことを思いつくままに取り入れてきた。 例えば、使い捨てのアメニティを提供しない、生ごみのコンポスト化、ゲストが捨てるごみの中から「未開封の全然食べられる物は捨てずに他の人にあげませんか?」カゴ、「衣類のリサイクル」のカゴ設置、タオル・リネンの交換は2日に1回による水資源の節約、再エネ100%電気、「必要な時に必要な場所が快適であればよい」というエネルギーの使い方... しかし狭い視点で場当たり的にやってきたので、環境問題を体系的に知りたい、全体を大きく把握してから自分がなにをするかをちゃんと理解してターゲットを絞りたい、と思いはじめ、去年の末から本を読み始めてみた。 -「環境学入門: 法学・経済学・自然科学から学ぶ」 -「eco検定公式テキスト」 読み始めると、改めて環境問題が多岐にわたることがわかる。いろんな方向性がある中で自分はなにをするのか、お客さんになにを提供できるか..... 環境問題という広くあいまいなカテゴリーの中で宙ぶらりんな気分になってきたので、実際に取り組みをしている、徳島県上勝町のゼロウェイストセンターに行ってみることにした。 (これは、上勝町 hotel Why の地元の野菜と鶏肉の入ったフォーみたいな朝ごはん)   つづく

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2025.12.31

お知らせ

2025年、年末のご挨拶

2025年も残りわずかとなりました。 今年もたくさんの方にお越しいただき、本当にありがとうございました。 喜んでいただいたり課題をいただいたりと、学びある濃ゆい1年となりました。     2015年に開業した日暮荘は、おかげさまで今年10周年を迎えました。   振り返ると色んなことがありました。 そして個人的には10年経ったからこそできるこれからの新しい挑戦にわくわくしたりしています。   「せっかくやるならいいことの循環をつくっていきたい。 日暮荘にきてくださったみなさんに、物質ではないお土産みたいなものをお渡しできるそんな宿づくりをしていけたら。」   そんな言語化できていない思いを胸に、 まずは勉強。 来年はたくさんインプットをする1年にしていきたいです。     今年のお年賀に、ご近所のyoshihara coffeeさんにクッキー缶をご用意いただきました。 コーヒーやお茶のお供にどうぞ。     またお部屋にご用意しているお茶は、この時期限定の一保堂茶舗の大福茶(おおぶくちゃ)です。 1年の邪気を払い新年をお祝いする、ちょっといいことありそうな玄米茶ですので、是非飲んでいってくださいね。   それでは、来年もみなさまにとって実りある素敵な1年となりますように。 どうぞよいお年をお迎えくださいませ。   2025年 大晦日

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