2018.12.31

日暮荘の日々

宿直さんのお引っ越し

4月から宿直をしてくれていたみやびちゃんが古巣の錺屋へ戻るということで、 日暮荘を卒業しました。 そして、上京区から下京区へとお引っ越しの日。 錺屋おかみが自ら運転し、荷物と人の運搬をかってでてくれました。 昨日から仕込んどいたぜんざいに火鉢であぶった丸餅をいれて、みんなでぜんざい休憩。 この日はアメリカ人のおともだちが餅やき隊長。 ちなみに、三が日は通常の朝食はお休み。代わりにこちらのぜんざいを無料でふるまいます。 火鉢が気に入ってしまったようで、日本のバーベキューやーんから気付いたらビーフの部位について熱弁されてました。なんのこっちゃ。 日本人でも、火鉢はもちろん七輪ですらなかなか日常に出てこないものになりましたよね。 火を見ながらゆっくりおしゃべりしたり親しい人と時間を過ごす、てこれヒュッゲですね。 ヒュッゲ(Hygge)とは、デンマーク語で「人と人とのふれあいから生まれる、温かな居心地のよい雰囲気」という意味の、他の国の言語では置き換えられないデンマークの個性を形成している言葉。 そして新しい宿直さんは、これまた錺屋から来てくれるかなえさん。 5か月間と日暮荘にしては短期間ですがよろしくお願いします。 日暮スタッフと仲間たち、総勢10人でわいわい。 年の瀬によいヒュッゲができて幸せでした。 みなさまもどうぞよいお年を。   2018年12月31日 日暮荘 山畑真理  

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2018.11.03

日暮荘の日々

町家の洋風トリプルルーム

今年の台風21号はすごかった、、 洋風トリプルルームの窓が建具ごと破損してしまいました。 ひとまず応急処置で作って頂いた枠をはめている間、新しい窓枠を作って頂いていました。 待ちに待った取り付けの日。 元々の窓に合わせて作ってもらったので違和感なく使えますが、金具がキンピカ!フレッシュで眩しい~! 窓の開閉時のストッパーもうまく調整してもらったので、今後は強風でも大丈夫だろうとひと安心、これで、台風の爪痕はすべて修復できました。 台風直後に早急な応急処置ともろもろを手配して頂いた設計士さん、大工さんに感謝です。 瓦屋さんや板金屋さんはまだ手が空かないようで、年内いっぱいは修繕も難しいのだとか。 そして先日の左京ワンダーランドで和楽庵手作り部が出していた鳥のエサ場を洋風トリプルルームのベランダにつけてみました。 最近少しずつまた鳥が庭に来ているよう。 大人気のモッコクの近くで、冬になったらみかんやリンゴを置いておきます。ひぐらし的バードウオッチングのお部屋になりますね。 だいたい鳥はお昼から夕方前の暖かい時間に来ますので、脅かさないようコーヒーでも飲みながら静かにバードウオッチングしませんか。

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2018.10.29

日暮荘の日々

日暮荘のあさごはん

今泊まってくれているデンマークからのご婦人からのリクエストに応えて、ちょっとだけ特別仕様の朝食絶賛模索中。 欧米では、朝から白ご飯を食べるというのがヘビーらしくて、私なんか余裕でペロっと食べちゃうんですが、欧米の方や可愛らしい女性には朝からフードファイトになってしまうみたい。 旅行中は、食べたいものと食べられる量がつりあわないもの。 胃袋がどれだけあっても足りないくらい、あれもこれもとなりますよね。 旅行中の貴重な3食のうちの1食に、日暮荘の朝食も入れて貰える事に感謝しつつ、せっかく果物の美味しい秋ですから果物にしましょう。 そうそう、長期旅行だと特に生野菜や果物のフレッシュな食べ物が恋しくなることありますしね。 今日の果物は、ごまをつけてヒヨコちゃんりんごにしてしまいました。 さて明日はなににしようかな。

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2018.10.09

日暮荘の日々

秋の掛け軸を床の間に

ようやっと、掛け軸を秋仕様にかえました。 ツインルームには秋桜を。 サツキの緑と秋桜のピンクがよう似合てる。 和風トリプルルームにはモダンなだるま。 お部屋の雰囲気が明るくなりました。 この掛け軸は、両親が表具を扱う親戚に作ってもらったものです。 現社長のおじさんと、次世代のいとこで考えてくれて、次世代の意見を中心につくってくれたのだとか。 今私たちが思う伝統的な○○も、ひと世代前はポップで斬新で、そのひと世代前には、、というように、芯は変わらずとも時代に合った新しい発想や仕組みが取り入れられ変化し続けたからこそ、現代にも生きて残るものになっているのでしょうね。 いつになっても芯はぶれずに柔軟な発想を受け入れられる人になりたいものです。

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2018.08.16

日暮荘の日々

京都の朝、夏の庭

お盆ですね。 京都は、五山の送り火の日です。 毎年送り火を見ると夏も終わりという感じが します。 今朝はスコールのような雨が降り、 秋の訪れを感じさせるような涼しさ。 お庭も艶々として緑が映えます。 お庭造りは楽しくもあり、悩みも尽きないのですが そろそろ足すことよりも、引くこと・掛けることをしていけたらいいな、なんて 観察と勉強をもっともっとしていきたくなる朝でした。

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