カテゴリー: おすすめの京都
2021.07.19
おすすめの京都
2021年、祇園祭
京都の7月といえば祇園祭。 去年はコロナの影響で最低限の祭事のみが粛々と執り行われたようですが、 今年は一部の鉾が建てられ、町中から祇園祭の気配が感じられます。 京都の梅雨はいつも祇園祭・前祭の宵山まで続く...... 今年も突然降るどしゃぶりの雨の中、鉾への階段の裏側をぼんやり眺めながら雨宿りしました。 さて、日暮荘も今年のちまきを玄関にかけ、無病息災を願います。 日暮荘は、エレガントで堂々とした佇まいに憧れる「函谷鉾」を推しております。 お部屋にも函谷鉾の掛け軸を飾り、祇園祭の花・檜扇(ひおうぎ)を生けます。 祇園祭・前祭宵山の7月16日のみ販売される、行者餅を頂きはじめて食べました。 このお菓子はその昔、山鉾のひとつ「役行者山」にお供えし周りの人にも配ったところ、疫病を免れることができ、無病息災の霊菓として喜ばれたのだとか。 山鉾巡行を過ぎると梅雨が明け、泣く子も黙る京都の夏が訪れます。
2019.10.04
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京都からショートトリップ・キノコ狩り
まだまだ残暑厳しいですが、もう10月。 収穫の秋を楽しみに、高槻しいたけセンターへ行ってきました。 大阪・高槻へは、JRだと京都駅の次の駅なのであっという間です。 そこからバスで40分。くねくね山道を通っていきます。 バスの本数かなり少ないので事前に確認しといたほうがいいかも。 看板ミニブタのマルコちゃん。 寝てる風ですけど、声を掛けるとめっちゃ低音でブウって合いの手いれてくれます。 手前の写真は少女だった頃、5年でこんな立派に成長されたみたいです。 ミニブタの定義ってなんだろうね、なんて話になりました。 遠慮がちに見ていると、センターのおじさんがマルコちゃんにしいたけをやりに来てくれました。いい顔して食べるマルコちゃん、しいたけが好物だとか。しいたけがあるから好きになったのか、好きだからしいたけがあるのか。。ちなみにどんぐりもお好きなようです。 さて肝心のしいたけ。 かなり広いハウスの中でたくさん原木を用意してくれています。 キクラゲも狩ることが出来ました。 平日だったせいかゆっくりと、きのこ狩りができました。 自分で収穫できる楽しさを十分に味わえます。 狩った後は、同施設内でバーベキューも楽しめます。 ジビエのお肉などもありますよ。 地元野菜直売コーナーにて、色々野菜を買ってみました。 京都から少し足を延ばして、こんな楽しみもあります。 高槻森林観光センター内 高槻しいたけセンター https://www.kinokos.net/ 平日 10-15:00/ 土日祝 10-16:00 火曜定休日
2019.08.04
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【京の七夕】 二条城
現在京都市内で「京の七夕」という夜のイベントがおこなわれています。 京都も酷暑の日々、、日中の屋外は修行のようです。 そんな日中はスローにすごしてもらい、陽が落ちて風を涼しく感じられる夜に遊びましょう、ということかなと勝手に思っています。 エリアが、堀川・鴨川・梅小路・北野とある中で、日暮荘から徒歩圏内は、堀川エリア。 その中の二条城の夜間拝観を見てきました。 風鈴の音色がここちよい。 二条城ライトアップおなじみ、 プロジェクションマッピングも。 今回のテーマは百鬼夜行のようです。 短冊に願いを託してきました。 いろいろあるけど、家内安全。平和が一番ですね。 京の七夕 【堀川エリア】 ・二条城 ~8/15 19:00~21:30 ・堀川 8/10 ~ 12 18:00~21:00 【鴨川エリア】 ~8/4 17:00~21:00 【梅小路エリア】 ~8/12 19:00~22:00 【北野エリア】←上七軒の盆踊りが特におすすめ ・ 8/10 ~ 12 ・ 8/16 ~ 18 日没 ~ 20:30
2019.01.23
おすすめの京都
京都からショートトリップ・和歌山電鉄貴志川線
和歌山へ日帰り旅行してきました。 旅の目的は、猫の駅長が居ることで有名なローカル線、貴志川線。 電車を乗り継ぎ2時間半、京都からは近くて遠い和歌山。 片道2時間半、往復5時間、かけての目的が電車に乗ることって、なかなかシュールでしょう。乗り鉄女子みたい。 JR和歌山駅から、うめぼし電車にのります。 貴志川線の廃止を救ったといわれる初代猫駅長、たまで有名なこの路線。 現在はたまは亡くなって、ニタマ駅長とよんたま駅長が後を継いでいます。 たまが駅長になってから12年、有名な路線になり、その間に観光客も国内外問わず増えたとか。 京都の嵐電に似ているので、嵐山駅みたいなお土産やらカフェやらさぞかし駅前も賑わっているのだろうと想像し、中間地点の伊太祈曽(いだきそ)駅に降りたったら、あれ?駅舎が無い?よんたま駅長?とあまりに素朴な佇まいに一瞬混乱しました。 よんたま駅長はそっとしておいてくれというオーラを出されていたので、空気を読みました。 伊太祈曽神社にお参りをし、道中ネコチャンに警戒されたり、道端の無人販売所でハッサク買ったり、観光とかではないけれどのんびり知らない町を歩く旅もいいもんです。 伊太祈曽駅前にレンタサイクルがあるので、それでうろうろしてもいいかも。 のんびりしすぎて、30分に1本の電車を2本逃し別の種類の電車に乗りたかったのにまたも、うめぼし電車に乗ることに。 ここから貴志駅まで行き、無事ニタマ駅長(のお尻)にもご挨拶し、鳥がやたらいるため池を通っていちご電車に乗り、帰りました。 他にも、たま電車・おもちゃ電車などのおもしろ電車が連日走っています。 * 地元の人の足である貴志川線。 どんだけ可愛くラッピングされていようとそこには日常があり、非日常の我々を受け入れてくれてありがとうございますという気持ちと、本気で観光客増やすなら駅前周辺になんかつくるだろうね、京都の商売人なら。とか、ネコチャン駅長無理せずにね、とか、なんか色々モヤモヤ考えてみたりもし、短いながらもよい旅でした。 京都からぎりぎり日帰りできます。 でもせっかくなら1泊してもっとゆっくりローカルを味わうのがおススメです。 ローカル線で言うと、温泉のある 加太線もかわゆいし近いのでセットで訪れてもいいかも。 和歌山電鉄 貴志川線 https://www.wakayama-dentetsu.co.jp/ ****日暮荘からのアクセス******************* JR二条駅から京都駅 JR京都線新快速・姫路行きで大阪駅下車 JR紀州路快速・和歌山行きで終点和歌山下車 (ここまで約2時間半、1840円) 同じ構内に和歌山電鉄・和歌山駅があります。 ニタマ駅長のいる終点・貴志駅までは和歌山駅から30分、400円。 *********************************
2018.11.26
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京都の紅葉・真如堂と和中庵
遅ればせながら、晩秋の紅葉を見にいってきました。 まずは真如堂へ。日暮荘最寄りバス停「丸太町智恵光院」からバスで1本、20分で着きます。 紅葉がきれいなお寺だということはずっと聞いていたのだけど、ちょっと行けば銀閣寺、哲学の道、南禅寺、平安神宮、、と有名どころがひしめき合っているので今までなかなか来れずにいました。次はうさぎ年は大はやりの、岡崎神社行かなきゃなあ。 真如堂の正式名称は真正極楽寺だそうで、キングオブ極楽 みたいな意味だそうです。 キングオブポップ、マイケルジャクソンみたいなことですよね。 さすがキング、燃えるような赤のもみじがたくさん。 毎年見れるなら、確かに極楽かもしれません。 私、赤もみじってあんまりだったんですよね。 断然青もみじ派で、青に赤と黄色が混ざってるグラデーションのが好きだったり。 でも、赤もなかなかいいなあと思い直しました。 現在、曼荼羅が特別公開しているようですよ。 そちらも興味ある方は是非。 散ってしまわないうちに行ってみてください。 そして、真如堂から15分ほど歩いたところにある和中庵へも寄ってきました。 こちらは元々近江商人の藤井さん邸だったところを、修道院として利用され、現在はノートルダム女学院の持ち物となっているようです。 修道院にするにあたって、贅沢な部分を控えめに変えたりしたらしいですけど、まだまだにじみ出るゴージャス感。ちなみにこちらはお祈りを捧げる教会だったそう。 残念ながら、藤井さん邸だった時代にあった母屋は現在取り壊され、なくなってしまったのですが、それ以外の洋館、奥座敷、蔵、お茶室は残っており、特別公開はそのうちの洋館と奥座敷を見ることができます。 面白いのは、洋館と奥座敷が渡り廊下で繋がっていて、「右を見ると洋、左を見ると和」と雰囲気の全然違う建物が現れるところ。 和中庵は昭和3年に建てられたそうで、日暮荘も同時期の建物なんですよ。 この時代の建物の和洋折衷感はやはり魅力的。 センスの良さが窺えます。 ひとしきり歩いたのでちょっと休憩。 料理旅館・吉田山荘のカフェ真古館へ。 これまた二階の窓から紅葉が見られるんです。 ああ、一日でお腹いっぱい堪能しました。 ピークを迎えている紅葉、秋ももうすぐ終わりです。