町家ゲストハウスの改修・日暮荘ができるまで

2015.02.14

日暮荘オープンまで約2週間。

 

工事が始まって約3か月の間、たくさんの工程がありました。

前半戦は大工さんや電気屋さん、左官屋さんなどプロによる作業。

やっぱり職人さんはスゴイ、見ていて惚れ惚れします。

 

そして、後半戦は自分で作業をしていきます。

 

まずは、ペンキを塗る作業

大工さんが設置してくれた壁のボードの穴をパテで埋めて、はみ出た部分を削って、さらに埋め直して、削って。

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そのあと、ようやくペンキを塗っていく作業へ。

 

お次は、土壁。

最初に、以前の壁をこそいで剥がす作業から。剥がしすぎないように気を付けないといけません。

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次に、土や砂に石灰を混ぜたペースト状のものを、壁にぬっていきます。

1回目は壁にぎゅっぎゅっと押して塗っていく感じ。2回目はやさしくのせていく感じで・・・

と、言葉でいうとなんだか出来そうなのですが、これが難しい!

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様子を見に来てくれた、本職の左官屋さんにご指導いただきました。

プロってすごい。早いし、綺麗だし、あたり一面から感嘆のため息が!

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しかし土壁塗りって、1度目の塗りをはじめたら最後、仕上げるまで(今回は中塗りなので2度)休憩できないんです。

うっかり中途半端な時間からはじめてしまった、ゲストハウス楽座のぴなちゃん。

みんなが帰る準備をはじめる頃、「終われないよ~」といいながらひたすら塗ってくれました。

 

そして古い障子紙を取る作業を、モリモリとしてくれるゲストハウス金魚家のメンバー。

オーナーのねえさんは、「うち上手いで~」と自慢げに障子を剥がしていきます。さすが!

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和楽庵楽座
金魚家
錺屋月屋の宿仲間の面々
左官をやってくれた指導員さん

 

たくさんの仲間に手伝いにきてもらって、本当に感謝です。

みんなのお陰で、オープンへの道筋ができました。

みんなに足を向けて寝られないので、今日から立って寝ることにしないと!

 

 

 

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