日暮荘オープンまで約2週間。
工事が始まって約3か月の間、たくさんの工程がありました。
前半戦は大工さんや電気屋さん、左官屋さんなどプロによる作業。
やっぱり職人さんはスゴイ、見ていて惚れ惚れします。
そして、後半戦は自分で作業をしていきます。
まずは、ペンキを塗る作業
大工さんが設置してくれた壁のボードの穴をパテで埋めて、はみ出た部分を削って、さらに埋め直して、削って。
そのあと、ようやくペンキを塗っていく作業へ。
お次は、土壁。
最初に、以前の壁をこそいで剥がす作業から。剥がしすぎないように気を付けないといけません。
次に、土や砂に石灰を混ぜたペースト状のものを、壁にぬっていきます。
1回目は壁にぎゅっぎゅっと押して塗っていく感じ。2回目はやさしくのせていく感じで・・・
と、言葉でいうとなんだか出来そうなのですが、これが難しい!
様子を見に来てくれた、本職の左官屋さんにご指導いただきました。
プロってすごい。早いし、綺麗だし、あたり一面から感嘆のため息が!
しかし土壁塗りって、1度目の塗りをはじめたら最後、仕上げるまで(今回は中塗りなので2度)休憩できないんです。
うっかり中途半端な時間からはじめてしまった、ゲストハウス楽座のぴなちゃん。
みんなが帰る準備をはじめる頃、「終われないよ~」といいながらひたすら塗ってくれました。
そして古い障子紙を取る作業を、モリモリとしてくれるゲストハウス金魚家のメンバー。
オーナーのねえさんは、「うち上手いで~」と自慢げに障子を剥がしていきます。さすが!
和楽庵&楽座
金魚家
錺屋&月屋の宿仲間の面々
左官をやってくれた指導員さん
たくさんの仲間に手伝いにきてもらって、本当に感謝です。
みんなのお陰で、オープンへの道筋ができました。
みんなに足を向けて寝られないので、今日から立って寝ることにしないと!